消費者市民力アップ講座(第5回)
10月24日(水)の大村会場「ここまできた!キャッシュレス時代」では14名の方に受講していただきました。
消費生活相談員資格を有する当法人大橋逸子理事より、進展するキャッシュレス化の現状とQR決済を含め様々な決済手段について紹介し、中鋪美香弁護士が、前払い、即時払い、後払い各々の法規制や、トラブル事例について法律やカード規約に基づく対応策を解説しました。
12月14日(金)の長崎会場「人生100年時代のリスク-成年後見制度を考える-」では、社会福祉士・精神保健福祉士でもある伊藤岳弁護士が講師を務め、32名の方に受講していただきました。
高齢化に伴い認知症患者が増加するなか、国は地域包括ケアシステムを推進しており、成年後見制度の必要性が更に高まるとの説明に続き、成年後見制度で解決できたトラブル事例や、身上監護と財産の積極活用で生活の質を高めた事例などの紹介がありました。
両会場とも講座終了後に修了式を行い、全回出席された、大村会場は3名、長崎会場は2名の方に、修了証書と「くらしの豆知識」をお渡ししました。
平成30年度消費者市民力アップ講座は、共催の長崎県、長崎市、大村市のご協力により、無事終了することができました。