令和元年度消費者市民力アップ講座(第5回)
令和元年9月17日(火)に佐世保会場、同年11月15日(金)に長崎会場で、それぞれ今年度の第5回(本年度最終回)消費者市民力アップ講座を開催しました。
佐世保会場では、松本匡志弁護士と大橋逸子理事より、キャッシュレス決済の現状、種類、各種決済方法のメリット、デメリット等について説明がありました。東京オリンピック・パラリンピックに併せますますキャッシュレス化が進む中、受講者が関心をもっておられる様子がよく分かりました。講座終了後に修了式を行い、全回出席された15名の方に修了証書をお渡ししました。
一方、長崎会場では、講師は独立系社会福祉士の川瀬雅代氏と県消費生活センターの蓑田富美子相談員です。初めに蓑田相談員がアンケート結果と県センターの相談件数について触れた後、高齢者の相談事例を解説しました。川瀬先生からは、成年後見人としての豊富な経験と、現在進行形のご自身の介護経験をもとに熱心に講義いただきました。特に、お金のことは何とかなっても孤独は難題であり、健康と人との縁は大事にすること、介護保険利用時はよく話を聞いて理解してくれるケアマネの存在が大事だというお話が印象的でした。受講者からは高評価の感想が多数寄せられました。講座終了後に修了式を行い、全回出席された10名の方に修了証書をお渡ししました。