令和6年度消費者市民力アップ講座(第4回)

2024(令和6)年9月10日(火)第4回消費者市民力アップ講座を開催しました。

これからどうする?長崎の経済」と題し、長崎大学経済学部の山口純哉准教授に長崎の経済についてご講義いただきました。

長崎経済は移出産業ではなく域内産業の性格が強い(外から稼げない)、基盤産業ではなく非基盤産業の性格が強い(他の産業に影響を与えない)という状況にあり、価値観の変化、自然・社会問題への関心の高まり、人口減少・少子高齢化など、地域経済を取り巻く環境変化のなか、自然・社会問題と経済問題との同時解決を図ることのできる産業を生み出すことが必要だと話されました。一つの方策としてソーシャルビジネスの事例紹介があり、個人や組織には、社会課題を生まない・解決する・沈黙しないという社会性が求められると結ばれました。

受講者の皆さんからは、「なるべく県内で買い物しようと思う」、「消費について考えるきっかけになった」、「先生の話をまた聞きたい」などの感想が寄せられました。